完成見学会はメリットが多い!?その理由や参加方法を解説!
家づくりを検討し始めてから完成して入居するまで、早い方でも約1年、長い場合では数年かかるケースも珍しくありません。
検討初期は、実際に住まいを建てた友人に話を聞いたり、カタログを取り寄せたり、住宅展示場に出かけて、ホームアドバイザーから話を聞いたり、といった活動が主となることでしょう。
初めて住宅展示場に出向くと、その広さや豪華な仕様にワクワクする反面、もっと現実的な住まいを見て参考にしたい、と思う方も多くいるため、そのようなニーズに向けて、ハウスメーカーでは現場見学会を開催しています。
本記事では、注文住宅の完成見学会とは何かや見学会に持参する物、参加するときの注意点などを解説します。
記事を最後まで読み進めて頂ければ、完成見学会に参加することのメリットが分かります。
積極的に見学会に参加して、新居のイメージを固めていきましょう。
注文住宅の完成見学会とは
注文住宅の完成見学会とは、ハウスメーカーで建築して完成したばかりのお宅を訪問・見学させてもらうイベントです。
注文住宅の完成見学会は定期的に開催されているため、開催期間に合わせて完成済みの住宅を見学することができます。
注文住宅の完成見学会に参加することにはメリットしかなく、デメリットはほぼありません。
もし「気軽に参加すると、そのあとしつこく営業されそうで不安だ」という方は、最初にその旨をきちんと伝えれば、多くの住宅会社では見学後の営業活動を控えることでしょう。
モデルハウスと実際に建てた個人住宅との違いを知るよい機会ですので、タイミングが合えば参加することをお勧めします。
完成見学会に参加するメリット
注文住宅の完成見学会に参加することには多くのメリットがあります。
ここでは、完成見学会に参加する主なメリットを紹介します。
実際に家を建てた人の声を聞ける
注文住宅の完成見学会には、実際に建築した施主が同席するケースが多くあります。
そのため、施主に対して建築するときにあった様々なことを聞くことが可能です。
施主から聞いておきたいことは、次のとおりです。
- 設計するときに悩んだところ
- 設計するときにこだわったところ
- やっておけばよかったと思うこと
- イメージと完成後と違ったところ
- 完成して満足しているところ
このような、実体験者からしか聞けないことを聞くことで、マイホームを建築するまでのストーリーやイメージと現実の違いなどを確認することができ、今後の参考になるでしょう。
ただし、相手が不快になるような質問はしないようにしましょう。
お金の話や完成した建物の悪口などは、施主が不快に思ってしまうことがあるため控えましょう。
建物の完成のイメージが湧く
注文住宅の完成見学会に参加すると、図面では分からない部分を理解することができ、完成後のイメージが湧きやすくなります。
設備の形状や空間の広がりなど、図面で見るだけではイメージが湧きにくいですが、実際の現場を確認することにより図面がイメージに変換されます。
イメージをつかめれば、担当スタッフに「こんな空間が欲しい」と具体的に伝えることができ、打合せがスムーズに進むようになるでしょう。
家を建築するときの工夫がわかる
家を建築するときの工夫は自分だけで考えてもなかなか思い浮かびません。
しかし、他人が考え作ったものを見ることにより、新しいアイデアが思い浮かびます。
また、見るだけで思い浮かばないとしても、施主の話を聞いて、その空間の意味を理解することで、自分が求めているアイデアを思い浮かぶことがあります。
このように他人の考えに触れることにより新たな発見をし、アイデアを自身の家づくりに反映させることが可能です。
注文住宅の完成見学会に持参する物
注文住宅の完成見学会に参加するときには、持参すると役立つアイテムがあります。
完成見学会に持参するとよいものは、次の通りです。
- 替えの靴下
- 手袋
- スリッパ
- 方位磁針
- メジャー
- 筆記用具・メモ帳
替えの靴下や手袋、スリッパは施主の家を汚くしない配慮のために使用します。
注文住宅の完成見学会は完成後、引き渡し前の状態である場合が多く、室内などを汚してしまうと施主に迷惑を掛けてしまいます。
開催する住宅会社側で用意しているケースもありますが、参加者が多いと数が足りなくなってしまうケースやコロナ禍の状況を鑑みて、自分自身で用意して参加することをお勧めします。
方位磁針やメジャーは室内や設備の確認に使います。
方位磁針を使い窓の位置や大きさでどのように日当たり具合が変わるのか確認したり、メジャーで設備の大きさや天井までの高さなどを測ったりします。
今は、スマートフォンで距離測定や方位確認ができるアプリもたくさんありますので、予めダウンロードしておくと良いでしょう。
注文住宅の完成見学会に参加するときの注意点
注文住宅の完成見学会に参加するときには、注意しなければならないポイントがあります。
ここでは、完成見学会に参加するときの注意点を紹介します。
開催する時期や場所が決まっている
注文住宅の完成見学会は施主の都合や完成のタイミングで開催されます。
そのため、開催する時期が限られています。
また、完成見学会の会場が自宅やモデルルームから近いとは限らず、ご自宅から遠方の場合もあったりするでしょう。
完成見学会の時間・場所は限定されるため、ご自身やご家族の予定調整が難航することも起きてしまいます。
それでも現場見学会への参加はメリットしかないので、可能な範囲で予定調整して参加することをお勧めします。
ラフすぎる服装は避ける
注文住宅の完成見学会は見ず知らずの他人の家に行くため、施主に不快感を与えないような服装でいきましょう。
スーツまで着る必要はありませんが、セミフォーマルのような服装で行くのがよいでしょう。
間違っても、ジャージや短パンにサンダル履きのような、ラフな服装で参加することは控えましょう。
他人の家に上がらせてもらっていることを忘れないようにする
注文住宅の完成見学会は他人の家です。
自分の家ではないため、子どもが家の中を走り回る、大声で会話する、設備などを利用するような行為をしてはいけません。
トイレを借りようとする人もまれにいますが、トイレを借りることも禁止です。
施主によっては利用を許可してくれる人もいるかもしれませんが、これは特別なことであり当たり前という感覚で設備を利用しないようにしましょう。
まとめ
注文住宅の完成見学会に参加することには、イメージを固められる、家を建築した先輩からアドバイスがもらえる、など多くのメリットがありますので、時間があえば積極的に参加しましょう。
トヨタホームでは、実際にオーナー様の声が聞ける入居済みの完成見学会や、構造体の強さを確認できる建築途中の現場見学会も定期的に開催しています。
興味がある方は、トヨタホームまで気軽にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。