子育て世代に人気の街「流山おおたかの森」の魅力とは
5年連続で人口増加率1位に輝いた千葉県流山市。
流山市の人口はこの10年間で約3.8万人も増えています。年齢別人口でみると35~39歳代の人口が伸びており、その多くが首都圏からの移住者です。4歳以下の子どもの数も増えており、今や住みたい街ランキング上位の常連になった注目の市です。
その中でも、特に人気の高いエリアが「流山おおたかの森」。
流山おおたかの森は、つくばエクスプレスが開通したことで通勤が便利になったことと、流山市が力を入れている子育て世帯の支援によって、子育て世帯の移住が急増しています。
今回は、そんな流山おおたかの森の魅力について解説していきます。子育て世代にも人気が出ている理由がわかるので、ぜひ参考にしてみてください。
流山おおたかの森の魅力
流山市の公式サイトでは、「都心から一番近い森のまち」や「母になるなら流山市」を掲げていて、通勤も、子育ても、生活もしやすい環境を目指しています。
流山市は特に子育て支援に力を入れていて、保育施設の拡充や、保育の無償化、待機児童ゼロなど、子育て世帯にはうれしい数々に施策を行っています。また、治安もよく子育て世帯でも安心して暮らせる街です。
2007年から開始されていた駅前保育送迎ステーション(保護者それぞれで保育園に子どもを送らなくても、駅前のステーションにまで送っていけば、そこから市内各所の保育園に送迎してくれる仕組み)も市民に大好評とのこと。
流山おおたかの森の駅周辺は現在も開発が進んでおり、駅前には大型ショッピングセンターがあるので利便性抜群。また、秋葉原まで最短25分で到着する立地でありながら、大型の公園が複数あり自然も豊かなので、生活しやすい環境が整っています。自然と開発のバランスが良い街が流山おおたかの森といえるでしょう。
データで探る流山おおたかの森の魅力
流山おおたかの森の坪単価
流山おおたかの森がある流山市の2022年の公示地価は、全国1374市町村中106位で坪単価51万4,465円でした。千葉県の平均が43万4,113円ですので、千葉県平均より人気が高い地域となっています。
流山おおたかの森の地価は2013年から10年連続で上昇しており、2022年の地価は2013年から2.7倍以上になっています。
なお、流山おおたかの森駅周辺の「おおたかの森西1丁目3番1」の地価が最も高く、231万4049円/坪でした。
流山おおたかの森の交通アクセス
流山おおたかの森には、秋葉原に直結していて都心へのアクセスが良い「つくばエクスプレス線」と、埼玉の新幹線ターミナル駅である大宮駅から千葉県内の柏駅、船橋駅に直結している「東武アーバンパークライン」があります。
流山おおたかの森の治安
2021年の流山市の「人口1万人あたりの犯罪発生件数」は37.9件で、千葉県全体の52件と比較して大きく下回りました。
また、「凶悪犯」「粗暴犯」「窃盗犯」「知能犯」など、すべての犯罪において、千葉県平均を下回っていて、刑法犯認知件数も年々減少しているので、治安が良いエリアといえます。
流山おおたかの森で子育て
出産・子育て環境
流山市では、毎年2,000人以上の新生児が生まれ、その数は毎年増加しています。
そのような状況を踏まえて、認可保育園の増加を進めており、2010年に17件だった許可保育園が、2021年には91件と大幅に増加しています。それにともなって、定員数も1,789名から7,781名に増加しています。保護者のニーズにあった入所案内を進めており、2021年4月1日時点で、待機児童数がゼロになりました。
幼児教育・保育の無償化も実施しており、認可保育施設などでは、一部条件があるものの無償、私立幼稚園でも月額25,700円まで保育料を無償化されます。
共働き世帯を支援する取り組みにも力を入れており、「駅前送迎保育ステーション」や「夏休み子供教室」などの仕組みを作っています。「駅前送迎保育ステーション」では、保護者が児童を駅で送り迎えできるようになり、「夏休み子供教室」では夏休みの学校を一部解放して家庭の負担を軽くしています。
このような子育て支援の効果もあり、2012年から2022年の10年間で、4歳以下の人口が8,000人から12,000人へと約1.5倍に増加しました。
学校
子供の増加に対応するため、2015年に「おおたかの森小学校」「おおたかの森中学校」が、2021年には「おおぐろの森小学校」が、2022年には「おおぐろの森中学校」が新設されました。さらに、2024年を目途に「市野谷小学校」も開校予定です。
流山おおたかの森では小中併設校が新設され、9年間の連携教育が実施されています。小中学校の先生は合同研修などに取り組んでいるので、子供たちは小学校から中学校にスムーズに進学でき、メリットを感じる保護者も多いのではないでしょうか。
公園
流山おおたかの森駅の南口には、西初石近隣公園があります。遊具はありませんが、大きな芝生広場で遊んだり、スポーツをしたりと、多くの人の憩いの場になっています。
都心から一番近い森のまちを掲げている流山市には、西初石近隣公園以外にも、7つの大きな公園があるので、用途に合わせて使い分けると良いでしょう。
病院
流山おおたかの森駅に直結している、流山おおたかの森ショッピングセンターのなかには、内科、歯科、眼科、耳鼻咽喉科が入っており、仕事帰りやお出かけ中に立ち寄れます。
駅から徒歩10分以内のところには、総合病院として「おおたかの森病院」があり、一般診療はもちろんのこと、高度な医療体制も整備されています。
そのほかにも駅周辺には十分な数の病院・クリニックがあるので、病院に困ることはないでしょう。
ショッピング
流山おおたかの森駅の南側には、流山おおたかの森S.C(ショッピングセンター)があり、生活に必要なものはほとんど揃います。駅から直結しているので、仕事帰りでも立ち寄れ、雨の日に濡れることはありません。
ショッピングセンターは本館のほかに、「FLAPS」と「ANNEX 1」という別館があり、2022年6月30日には「ANNEX 2」もオープン予定です。
また、駅の西側には2022年4月にCOTOE流山おおたかの森がオープンし、駅周辺のお買い物がより便利になりました。
今後も新店舗の開発が見込めるので、ますます活気づくエリアと言えます。
まとめ
流山おおたかの森は、5年連続で人口増加率1位に輝いた千葉県流山市の中でも、最も勢いのあるエリアです。
つくばエクスプレスが開通したことで、駅周辺の開発が進み、利便性がありながら、自然豊かな環境も共存していて、とても住みやすい環境になっています。
流山市が子育て支援に力を入れていることから、子育て世帯にとっても住みやすい環境になっており、今後も人口が増加することが見込まれます。
新居地の候補として、流山おおたかの森を検討してみてはいかがでしょうか。