適切評価で売却できるスムストックって知ってる?

百年以上続く欧米の住宅と異なり、日本の住宅の平均寿命は約30年と言われています。
今、優良な既存住宅を社会の共有資産として住み継ぐための仕組みづくりが求められています。
「良質な中古住宅の流通を実現させたい」という思いで、大手ハウスメーカー10社が協力し、安心と信頼のブランドとして生まれた「スムストック」。そんな「スムストック」を詳しくご紹介いたします。

スムストックとは?

スムストックとは、「住む」と「ストック(Stock)」を重ねた造語で、一定の条件をクリアした優良な中古住宅のことをいいます。
大手ハウスメーカー10社が参加する団体「優良ストック住宅推進協議会」が、住宅の長寿命化を目的として名付けた名称で、スムストック販売士という有資格者が査定・販売を行い、この流通システムの中での共通ブランド名として使われています。

スムストックは、下記参加企業及び各社のグループ不動産会社が取り扱います。
旭化成ホームズ / 住友林業 / 積水化学工業 / 積水ハウス / 大和ハウス工業 / トヨタホーム / パナソニックホームズ / ミサワホーム / 三井ホーム / ヤマダホームズ

認定条件

スムストックの対象となる住宅は、優良ストック住宅推進協議会の会員会社が過去に供給した建物のうち、一定の条件を満たしたものです。
以下の3つの原則を満たす住宅が「スムストック」と定義されています。

1住まいの歴史がわかる「住宅履歴データ」が整備されている住宅

250年以上にわたって「長期点検・補修制度」を守り続けることができる住宅

3優れた「耐震性能」を有している住宅

査定方式

スムストックの条件を満たすだけでは、安心して既存住宅を取引することはできません。
以下の3つの手法で住宅の価値を明確化し、取引の安全をはかっています。

1建物を正しく評価するために、「構造躯体(スケルトン)」と「内装・設備機器(インフィル)」を分けて評価

2適正な価格判断をしやすくするために、「土地」と「建物」に分けて価格を表示

3正確で適正な価格をつけるために、「スムストック住宅販売士」の有資格者が査定と販売

査定のメリット

買いたい人には、納得の品質

(成約事例集計件数:2016年11月までの5,056件)
※東京カンテイ調べ
出典:「一般社団法人優良ストック住宅推進協議会」

既存住宅の購入を検討するとき、最も不安なのが「不具合の有無」。
スムストックは、大手ハウスメーカー10社により、適切にメンテナンスされてきた住まいなので安心です。
また、建物の価格が明確に表示されているので、適切な価値が認識できます。
ハウスメーカーの保証制度を引き継げることも魅力です。

売りたい人も、納得の適正評価

※スムストック査定は、構造躯体(S:スケルトン)と内装・設備(I:インフィル)に分け(S:I=6:4)、スケルトンの償却期間を50年、インフィルの償却期間を15年として評価。従来査定は償却期間を20年として評価。
出典:「一般社団法人優良ストック住宅推進協議会」

従来の査定方式では、築20年後の建物価格はほぼゼロに近づくのに対し、スムストック査定方式では、メンテナンス次第で正しい評価をします。そのため、従来の査定とスムストック査定では、査定額に差が出ることもあります。実際の成約額にも、スムストックの査定額が反映されています。

まとめ

住宅ストックよりも世帯数の方が少ない時代。
家はメンテナンス次第で資産価値が変わる時代がやってきています。
転職や転勤、介護に子どもの独立と、ライフスタイルも変化する中で、住まいのカタチも変わるはず。 これから新築住宅をご検討の方も、資産価値が高く、「売る」も安心、「買う」も安心のスムストック住宅をご検討してみてはいかがでしょうか。

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