浴室をキレイに保つコツ5選!掃除方法も紹介!
浴室は室温が高くなりやすく、湿度も高くなりカビやぬめりが発生しやすい場所です。
また、水垢や皮脂汚れも付きやすく、掃除をするのが大変な場所でもあります。
常に十分な換気ができればカビやぬめりなどは抑えることができますが、アパートなど窓がないケースや、窓が小さくて換気が不十分なケースも多くあります。
そこで本記事では、換気以外で浴室の汚れを発生させづらくする方法や、汚れがついてしまった場合の掃除方法を紹介していきます。
浴室の汚れの種類とは
浴室には多くの汚れが付き、汚れの種類はさまざまです。まずは、浴室に付きやすい汚れの種類を紹介していきます。
浴室で付きやすい汚れは、次のとおりです。
カビ
カビはタイルの隙間やゴムパッキンなどに付く黒い汚れです。カビ菌が浸透しており、菌の根まで掃除をしないと再び生えてくる可能性があります。カビは高温多湿を好み、石鹸カスや皮脂を養分とするため、浴室は繫殖に適している場所です。
ぬめり
ぬめりは酵母菌の一種でカビと同じく高温多湿の場所を好み、増えていきます。そのため、ぬめりが発生した場合は、カビも発生する可能性が高まります。
皮脂汚れ
皮脂汚れは酸性の汚れで、シャンプーや身体を洗った時に出る、ぬるぬるとした柔らかい汚れです。皮脂汚れは浴室の床や壁に付着してしまいます。
水垢
水垢は水に含まれるカルシウムやケイ素などのミネラル分が結晶化して付いてしまう汚れです。ザラザラとして水だけでは取れないことが多くあります。なお、水垢はアルカリ性の汚れです。
浴室をキレイに保つコツ5選
浴室上部は下部に比べ湿気が溜まりにくく、浴室内で比較的乾きやすい位置です。そのため、浴室上部に掃除道具を置くことをお勧めします。
また、浴室内に常備しておくことで、入浴のついでやお風呂上りに掃除ができるようになります。
水分を含んだ汚れは落ちやすいこともあり、ブラシやスクイージー(ゴム製のブレードで水切りする道具・水切りワイパー)で少しだけ掃除をしておくことで汚れの発生を防止できます。
桶や風呂イスなどを置く場所を決める
桶や風呂イスなどを浴室の角などに置くと、その置いた位置に湿気が溜まりやすくなってしまいます。そのため、桶や風呂イスを使用した後は浴槽の真ん中に置くなど乾きやすい位置に移動させておくと汚れ防止になります。
カウンターは最小限に抑える
不必要な浴室内カウンターは、汚れを放置してしまう可能性があるため、極力設置しないようにします。掃除をするにしてもカウンターがあると掃除が面倒になり、掃除自体をしなくなる可能性も高まってしまいます。お風呂に利用する用品などは、フックやバーなどで浮かせ、乾きやすくすることがコツです。
シャンプーなどは浴室に入るときに持ち込むようにする
シャンプーなどを常時、浴室内に置いていると掃除が大変になり、汚れがつくまで放置してしまう方もいるかもしれません。そのようなことにならないためにも、シャンプーなどは入浴するときに浴室内に持ち込むようにしましょう。
入浴後に少しだけ掃除をする
鏡などの汚れが目立つ場所などは入浴直後に少し掃除をしておくと汚れがつきにくくなります。入浴直後は浴室内がまだ濡れており、汚れが浮いていることもあります。そのような部分にスクイージーをかけておくだけでも汚れを防止することができます。
キレイに保ってもついてしまった汚れの掃除方法
浴室内掃除は基本的に中性洗剤を利用して掃除をします。
しかし、汚れの種類によっては中性洗剤で汚れが落ちないときがあるため、酸性の汚れとアルカリ性の汚れによって掃除の方法を変えなければなりません。
ここからは、酸性の汚れとアルカリ性の汚れの落とし方をそれぞれの方法に分けて解説していきます。
酸性の汚れを落とす方法
皮脂汚れを落とす場合は、酸性汚れに対応している清掃方法を用います。
酸性の汚れを落とす掃除をするのに必要なものは、次のとおりです。
- 粉末タイプの重曹
- スポンジ
- スプレーボトル
- 歯ブラシ
酸性汚れを落とす方法は、次の手順でおこないます。
- 重曹の粉末に水を加えペースト状にする
- 重曹のペーストをスポンジにつけて汚れ部分をこする
- スポンジでこすれないような狭い場所などは歯ブラシに重曹のペーストをつけて磨く
- 汚れが取れたら水で流す
アルカリ性の汚れを落とす方法
水垢を落とす場合は、アルカリ性の汚れに対応している清掃方法を用います。
アルカリ性の汚れを落とす掃除をするのに必要なものは、次のとおりです。
- クエン酸スプレー
- キッチンペーパー
- ラップ
- スポンジ
- 歯ブラシ
アルカリ性の汚れを落とす方法は、次の手順でおこないます。
- なかなか汚れが落ちない水垢にクエン酸スプレーをかける
- クエン酸スプレーをかけた場所にキッチンペーパーを貼る
- キッチンペーパーがクエン酸スプレーでひたひたになるくらいにしておく
- キッチンペーパーを貼った上からラップをかけて1時間弱放置する
- 時間が経過したらスポンジや歯ブラシでこする
- 汚れが落ちたら水で流す
まとめ
浴室の汚れは室温が高くなり、湿気が溜まると発生しやすくなります。換気をするのが効果的ですが、浴室のタイプによっては換気がしづらい浴室もあります。
そのような場合は、換気以外にも浴室をキレイに保つ方法があります。
浴室をキレイに保つ方法を活用しても汚れが付いてしまった場合は、汚れの種類に合わせた方法で掃除をしていきましょう。
浴室掃除は週1回~月1回程度おこなうと良いでしょう。
キレイで快適な浴室を利用するには、掃除をこまめにおこなうことが大切です。