トヨタホームのインナーガレージ

Inner Garage インナーガレージのお役立ち情報

第8回

インナーガレージ2台の間取りで快適な趣味空間をつくるコツ

愛車2台を住まいと一体化したインナーガレージは、日々の暮らしに特別な時間をもたらしてくれる空間です。天候を気にせず趣味に向き合い、リビングから愛車を眺めながらくつろぐ。そんな暮らしを、住まいの一部に取り入れてみませんか。

広さや費用、構造の考え方を押さえておくことで、インナーガレージの計画はスムーズに進みます。本記事では、2台を収めるガレージの寸法目安や費用相場、日々の動線を快適に整える間取りの工夫を分かりやすくご紹介します。

大切な愛車を安心して守り、趣味の時間を心地良く楽しめる住まい。その一歩を踏み出すためのヒントとして、ぜひ参考にして下さい。

トヨタホーム東京が提案する、愛車と暮らす特別な住まいのカタチ。魅力的な実例をこちらからご覧いただけます。

インナーガレージ2台分がもたらすメリット

ここでは、2台分ならではのメリットを暮らしの視点からお伝えします。

用途に応じた使い分けができる

2台分の駐車スペースがあれば、通勤用と休日用、あるいは車とバイクなど、用途に応じた使い分けがしやすくなります。また、日常使いの車と趣味の車を分けて保管したり、作業スペースとして一部を活用したりと、ライフスタイルに合わせた柔軟な使い分けも可能です。

家族それぞれが好きなタイミングで出し入れできる

並列駐車できる2台分のスペースは、家族それぞれの生活リズムを崩さずに車を動かすことができます。

出勤時間が異なるご夫婦や、子どもの習い事の送迎と仕事帰りのタイミングが重なる時間帯でも、お互いの動きを妨げることなく、スムーズな発進や入庫が可能です。

朝夕の慌ただしい時も動線がすっきりと整い、気持ちに余裕を持って一日をスタートできて、家族の暮らし全体のリズムにも自然なゆとりが生まれます。

防犯・車の管理をまとめて行える

2台ともインナーガレージに収めることで、メンテナンスや管理を集約できます。シャッターや照明を組み合わせることで防犯性が向上し、大切な車をいたずらや盗難から守れます。

また、雨風や直射日光を遮るシェルターのようなガレージ空間は、愛車の美しいコンディションを長く保つ助けになります。日々のメンテナンスが楽になり、お気に入りの一台を眺めたり、手をかけたりするぜいたくな時間を存分に満喫できます。

将来の変化に対応しやすい

家族の成長や車の買い替えといった将来の変化にも対応できる点も大きな魅力です。最新のEVへの乗り換えはもちろん、1台分のスペースを収納や作業場へと切り替えることで、使い方の幅は自然と広がっていきます。

今の楽しみだけでなく、これから先の暮らしまで見据えたゆとりある設計は、住まいの使いやすさを長く支えます。暮らし方や好みに合わせて使い方を柔軟にアレンジできるため、ガレージ空間を快適に使い続けられます。

住宅プラン全体の自由度が高まる

2台分の駐車スペースを建物内で確保することにより、外構や庭、玄関まわりに余白を残しやすくなります。アプローチや植栽の配置にも余裕が生まれ、住まい全体の印象づくりにも好影響をもたらします。敷地条件が限られやすい都市部でも建物の自由度が高まり、全体のレイアウトを柔軟に計画できる点は大きな魅力です。

インナーガレージ2台分のサイズと設計ポイント

2台分のスペースを計画する際は、駐車台数に加えて日常の使い心地までイメージを広げると、より日々の充足感を高める空間に近づきます。ここでは、趣味を心ゆくまで楽しめるガレージサイズの目安をまとめます。

「幅5.5m以上×奥行6m以上」で乗降がスムーズ

2台分のスペースには、ドアの開閉や人の動きまで想定したサイズ設計が大切です。幅を5.5m以上確保することにより、隣り合う車を気にせずスムーズに乗り降りでき、荷物の積み込みも楽に行えます。奥行きも6m以上あると車種を問わずゆったりと駐車でき、将来の乗り換え時も変わらない使い心地を維持できます。

参考:国土交通省「駐車場設計・施工指針」

将来を見据えた「電気自動車(EV)用コンセント」の計画

今後のEV普及を見据えると、充電設備用の配線計画を検討しておくことが安心につながります。設計段階でEV用コンセントの位置や配線ルートを想定することで、後から工事を行う場合に比べて手間やコストを抑えやすくなります。将来の住まい方や車の使い方が変わった時にも対応しやすく、ガレージの利便性を長く保てるようになります。

インナーガレージ2台分に必要な坪数の目安

2台分のスペースを計画する際は、必要な坪数の目安を整理することで、住まい全体の間取りや外構計画をより具体化でき、細部まで納得のいくプランへと落とし込めます。

ここでは、2台用ガレージを検討する際に知っておきたい坪数の目安と、敷地を最大限に活かすヒントをお伝えします。

2台分は8〜10坪程度が目安

普通車2台のスペースを確保する場合、ガレージ部分だけで8〜10坪程度がひとつの目安です。この広さには、車両サイズだけでなくドアの開閉や人の動き、柱・壁の厚みといった要素も含まれます。車種や使い方に合わせてドアの開閉スペースや通路幅にゆとりを持たせることで、日々の出し入れがより快適になります。

また、床面積の確保だけでなく、ガレージと室内とのつながりまで配慮すると、住まい全体が機能的でバランスの良い空間に仕上がります。

容積率の緩和ルールで、居住スペースを確保しやすい

インナーガレージには、建物全体の延床面積の5分の1を上限に、ガレージ部分を容積率の算定から除外できる「緩和ルール」があります。例えば、延床面積40坪の建物なら、最大8坪(約16畳)ものガレージスペースを容積率に含めず計画できる計算です。

この緩和ルールを活用することで、容積率が厳しいエリアでも、愛車のスペースを妥協せずに、居住エリアの広さを十分に確保できます。敷地の可能性を余すことなく活かして、思い描いていたガレージハウスを形にしましょう。

インナーガレージ2台分の費用の考え方

2台分のインナーガレージを計画する際は、ガレージ空間の構築だけでなく、内外装の仕上げ、シャッターや照明といった専用設備の導入コストを総合的に考慮する必要があります。

建物の構造やガレージの仕様によって総工費は変動しますが、予算をどこに重点配分するか整理しておくことで、バランスの取れた完成度の高いガレージに仕上がります。

構造や設備の選び方で費用は変わる

2台分のガレージは、大きな開口を支えるための構造(建物の支え方)がコストを左右する鍵となります。柱の配置や耐力設計を工夫することで、安全性と予算のバランスが取れた空間づくりが可能になります。

また、電動シャッターやEV充電などの設備は、利便性に直結する大切な要素です。ライフスタイルに合わせて優先順位を整理しておくことで、こだわりを形にでき、日々の満足度を高める上質な空間に仕上がります。

内装仕様を工夫する

インナーガレージの内装は、用途に応じて床や壁の仕上げをシンプルにしたり、作業スペースなど必要な部分だけを重点的に整えたりすることで、コストを調整しやすくなります。

インナーガレージを駐車中心で使うのか、趣味や作業スペースとしても活用するのかを整理しておくと、内装の方向性を決めやすくなります。

【実例】2台分の広さを活かしたインナーガレージ

2台分のインナーガレージは、単に駐車スペースを確保するだけでなく、動線や余白の取り方次第で使い勝手が大きく変わります。

ここでは、2台分の広さを活かしながら、日常の使いやすさと快適性を両立した実例をもとに、インナーガレージならではの空間づくりの工夫を紹介します。

愛犬との散歩後も室内へスマートに移動できる快適動線のインナーガレージ

【基本情報】
敷地面積:238.69㎡
延床面積:180.16㎡
施主年代:50代
家族構成:大人1人+愛犬

外観は濃淡のグレータイルで構成され、落ち着きのあるモダンな佇まいが印象的です。ガレージ内部は2台並列のスペースを確保しつつ、乗り降りや人の動きを妨げない十分なゆとりを持って設計されています。

また、玄関とは別に室内へ直結するルートを設けたことで、雨の日や愛犬との散歩帰りもスムーズに移動でき、日常の動きがより快適になります。車を停める場所という枠を超え、生活動線と軽やかにつながることで、インナーガレージの利便性と住まいの快適さを高めた好例です。

スポーツカーの存在感が引き立つインナーガレージ

【基本情報】
敷地面積:185.79㎡
延床面積:205.04㎡
施主年代:50代
家族構成:夫婦+子ども2人

2台並列で駐車できるゆとりある空間は、車同士の間隔や周囲の余白まで計算され、スポーツカーならではの低く美しいフォルムをいっそう際立たせています。室内には、玄関ホールや書斎から愛車を鑑賞できる大きな開口部を設け、どこにいてもお気に入りの景色を楽しめる設計です。

また、2台分のタイヤをまとめて保管できる専用スペースも備え、見た目の美しさと機能性をスマートに両立。単に車を「停める場所」ではなく、愛車の姿を楽しめるギャラリーのような空間へと高めたデザインです。

大型SUVも余裕をもって収まる高天井設計が魅力のインナーガレージ

【基本情報】
敷地面積:326.35㎡
延床面積:423.15㎡
施主年代:50代
家族構成:夫婦+猫

2台の車を並べても圧迫感のない、開放的な広さを確保したインナーガレージです。車同士の間隔や周囲の余白に余裕を持たせた設計により、スムーズな出し入れや乗り降りを実現。日々の移動もストレスフリーで行える、機能的な空間に仕上がっています。

天井高に十分な高さを設けることで、車高のある大型SUVも圧迫感なくスムーズに出し入れが可能です。現在の愛車を美しく収めるのはもちろん、将来的な車種の変化にも柔軟に対応できる設計が、長きにわたって暮らしの利便性を支えます。

インナーガレージ2台分の計画で確認したいポイント

2台分のインナーガレージを検討する際は、家全体のバランスや安全性を見極めましょう。快適な毎日のために、押さえておきたい2つの重要ポイントを解説します。

敷地条件と居室面積のバランスを取る

2台分の駐車スペースを確保すると、その分1階の居室や収納スペースが圧迫されやすくなります。インナーガレージやビルトインガレージを計画する際は、敷地の広さだけでなく、前面道路の幅や交通状況も含めて検討することが重要です。特に道路が狭い場合、並列2台分の間口を確保していてもスムーズに駐車できず、切り返しが増えて日々の出し入れがストレスになるケースもあります。実際の使い勝手をイメージしながら、配置計画を考えることがポイントです。

また、1階に十分な居住面積を確保するのが難しい場合は、3階建て住宅も選択肢に入れることで、限られた敷地でもゆとりある住空間を実現できます。駐車スペースと居住空間のバランスを意識したフロア構成が、快適な暮らしにつながります。

予算内で「大開口」と「耐震性」を両立する

2台分のインナーガレージは、1台分に比べてシャッターの面積が大きくなり、さらに建物の強度や耐震性を確保するための設計が必要になるため、建築コストが高くなる傾向があります。特に柱のない大開口を実現する場合は、その空間を支えるための梁や構造の工夫が求められ、コストアップの大きな要因となります。「開放感」と「費用」のバランスをどう取るかが、計画の重要なポイントです。

また、耐震性を確保しながらコストを抑えるためには、工法選びも欠かせません。例えば、トヨタホーム東京の鉄骨ラーメンユニット工法のように、もともと柱の少ない大空間を得意とする工法を選ぶことで、過度なコスト増を抑えつつ、高い耐震性と開放的なガレージ空間を両立しやすくなります。

まとめ

2台分のインナーガレージは、並列駐車によるスムーズな出し入れや室内と直結した動線により、日々の暮らしに快適さとゆとりをもたらします。天候に左右されず乗り降りできる利便性に加え、愛車を身近に感じられる点も大きな魅力です。また、将来的なEV車への対応や大型車への乗り換えも見据えて計画することで、長く使いやすい住まいにつながります。

インナーガレージ2台分の設計では、敷地条件・間取り・前面道路の幅などを総合的に検討することが重要です。さらに、柱のない大開口と耐震性を両立するためには、建物の強度や構造に配慮した設計と工法選びがポイントになります。コストとのバランスを見極めながら計画することで、満足度の高いガレージハウスを実現できます。

トヨタホーム東京では、インナーガレージのある住まいづくりの実績をもとに、敷地条件やご要望に応じた最適なプランをご提案しています。まずはカタログ請求や展示場見学で、実際の空間や暮らしやすさを体感してみてください。

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